蛇食ふと聞けば恐し雉の声

建立情報

建立日: 昭和42年10月12日
建立者: 西山老人クラブ

季語

蛇食ふと聞けば恐し雉の声

解説

元禄3年芭蕉47才の作品で、『花摘』に、「うつくしきかほく雉の爪かな と申たれば」と前書して載っている。古来あわれなるものとして知られる雉ではあるが、それが蛇を食べるのだと聞くと哀れな中に恐ろしいものが感じられる、という意。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

西山公民館前

東海 三重県 伊賀市 伊賀市西山