五月雨で見馴川も大変水かさが増して渡るに浅瀬が判りずらい。五月雨でさえ雨足で瀬踏みしているようである、の意。大和名所の見馴川と見慣れた川をかけている。寛文10年より前の作と推定される。句碑の書は芭蕉記念館館長、山本茂貴。
滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人
『俳句のくに・三重』 (三重県庁)出版: 三重県庁発行年: 2011年
岩倉峡
東海 三重県 伊賀市