此秋は何んで年よる雲に鳥

建立情報

建立日: 平成2年

季語

此の秋

此秋は何んで年よる雲に鳥

解説

芭蕉の最後となった今回の旅では身の老衰を感じることが多かった。この秋はどうも調子が悪い、なんでこうも年をとったのであろう、と「この秋は何で年よる」と詠んだ。元禄7年秋の作。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

芭蕉の森(展望広場)

東海 三重県 伊賀市 伊賀市長田2378