行く春や鳥啼魚の目は泪

建立情報

建立日: 平成2年

季語

行く春

行く春や鳥啼魚の目は泪

解説

元禄2年、『奥のほそ道』旅立ちを決意した芭蕉は、深川の草庵を人に譲り隅田川を船で上り、千住あたりに上陸した。その地でみちのくへの前途3千里と、親しい人々との別離を思い詠んだ句。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

芭蕉の森(展望広場)

東海 三重県 伊賀市 伊賀市長田2378