闇の夜や巣をまとはして鳴くちとり

建立情報

建立日: 寛政5年10月

季語

ちとり

闇の夜や巣をまとはして鳴くちとり

解説

この句のある白魚塚の前は海岸で白波がたちその当時は千鳥が鳴き群がっていたであろう様子が想像される。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

小貝須浜の地蔵跡

東海 三重県 桑名市 桑名市地蔵455