月ぞしるべこなたへ入らせ旅の宿

建立情報

建立日: 昭和56年12月23日

季語

月ぞしるべこなたへ入らせ旅の宿

解説

昭和56年12月、上野市観光協会会長(当時)今中原夫氏の発起により建碑。この句は初期に詠まれた句で、貞門俳諧の影響がみられる。謡曲「鞍馬天狗」の一節「奥は鞍馬の山道の、花ぞしるべばる。こなたへ入らせ給へや」にかけたものとして知られている。寛文3年秋の作。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

JR伊賀上野駅前

東海 三重県 伊賀市 伊賀市三田伊賀上野駅