手ばなかむおとさへ梅のにほひかな

建立情報

建立日: 昭和37年12月

季語

手ばなかむおとさへ梅のにほひかな

解説

碑傍の説明書きには「伊賀の生んだ俳聖松尾芭蕉翁は敢国神社への敬慕の念を深く心の奥に蔵していたとみえ、折々参拝されました。その時この句を詠まれました」とある。貞亨5年春の作。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

敢国神社入口

東海 三重県 伊賀市 伊賀市一之宮850