みのむしのねを聞きにこよくさの庵

建立情報

建立日: 平成元年4月

季語

みのむし

みのむしのねを聞きにこよくさの庵

解説

蓑虫庵は芭蕉の高弟たる服部土芳が藤堂藩士だった31才の時に築いた庵である。芭蕉は帰郷時この庵で菊度か句会を催したが、この新築祝いにこの句を贈った。貞亨4年秋の作。書は芭蕉真筆の模刻。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

銀座通り脇小公園

東海 三重県 伊賀市 伊賀市上野恵美須町1680