冬籠りまたよりそはん此はしら

建立情報

建立日: 昭和59年4月7日

季語

冬籠り

冬籠りまたよりそはん此はしら

解説

元禄元年冬の作で季語は冬籠り。久しぶりにこの草庵で冬籠もりをすることになった。いつも寄りなれたこの柱にこの冬もよりかかって静かに春の訪れを待とう、と詠んでいる。書は地元の画家濱邊萬吉。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

生家内無名庵跡

東海 三重県 伊賀市 伊賀市上野赤坂町304