寛文11年春の作。花見の衣として甚兵衛羽織を着てもみよ、の意。来てと着てをかけている。『貝おほひ』に収録。『貝おほひ』は三十番発句合せに自ら自詞を加え産土の天神に奉納したもの。後江戸で出版され、芭蕉の唯一の刊行著作となった。
滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人
『俳句のくに・三重』 (三重県庁)出版: 三重県庁発行年: 2011年
だんじり会館前庭
東海 三重県 伊賀市