門人・支考の俳諧撰集『笈日記』には「住吉の市に立て・・・」の前書きから、芭蕉が住吉明神に詣でての作品。元禄7年、長谷川畦止亭の会に招かれた時に月見をかねて住吉の宝の市に出かけ詠んだ句。ふと興に乗じて一合升を買った芭蕉だが体調を崩し畦止亭の13夜には参加できなかった。
滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人
『俳句のくに・三重』 (三重県庁)出版: 三重県庁発行年: 2011年
上野丸之内市役所前前庭
東海 三重県 伊賀市