うたがふな潮の花も浦の春

建立情報

建立日: 昭和61年2月

うたがふな潮の花も浦の春

解説

元禄2年の作といわれている。『芭蕉翁真跡集』に「ふたみ」と前書きし、また『泊船集』には、「二見の圖を拝み侍りて」と前書きし、この句が出ている。副碑には次のように記されている。「芭蕉は江戸元禄記の俳人で伊賀上野の出身です。西行のゆかりを慕って二見浦にも足をはこびました。」

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

二見海岸(二見館前)

東海 三重県 伊勢市 伊勢市二見町茶屋566