建立日: 1971-10-01
句碑のある大羽根園は、経済成長に伴い四日市市のベッドタウンとして三交不動産が開発・造成した宅地だが、誓子はこの地で当社創業15周年を記念してこの句を詠んだ。また誓子は同社の社歌も作っている。
昭和初期に水原秋桜子、高野素十、阿波野青畝とともに「ホトトギスの四S」とされたが、のちに同誌を離反した秋桜子に従い「ホトトギス」を離脱。従来の俳句にはなかった都会的な素材、知的・即物的な句風、映画理論に基づく連作俳句の試みなどにより、秋桜子とともに新興俳句運動の指導的存在となる。