群山の中系なすは雪嶺のみ

建立情報

建立日: 昭和53年5月
建立者: 湯ノ山ゴルフ場、菰野町句友

群山の中系なすは雪嶺のみ

解説

『山口誓子集』には、「鈴鹿山脈には山々が群がっているが、その中に雪を戴いた嶺が山系をなして、連なっていた。鈴鹿山脈にもシエラネバダ(積雪の山脈)があるのだ。」と書いている。

俳人情報

山口誓子

山口誓子

昭和初期に水原秋桜子、高野素十、阿波野青畝とともに「ホトトギスの四S」とされたが、のちに同誌を離反した秋桜子に従い「ホトトギス」を離脱。従来の俳句にはなかった都会的な素材、知的・即物的な句風、映画理論に基づく連作俳句の試みなどにより、秋桜子とともに新興俳句運動の指導的存在となる。

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

千草湯の山ゴルフ場

東海 三重県 三重郡菰野町 三重郡菰野町音羽7190