青柳の泥にしだるる汐干かな

建立情報

建立日: 宝暦8年10月
建立者: 岐阜県の俳人五竹、本名田中東伯と云われている

青柳の泥にしだるる汐干かな

解説

芭蕉は長島遠浅の大智院、桑名の本統寺にしばしば滞在したが、その折りにこの地まで足をのばし詠んだ句であろうか。元禄7年の作で『泊船集』『炭俵』に出ていて「重三」と前書して 青柳の泥にしだたる塩干かな、とある。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

源盛院墓地

東海 三重県 桑名郡木曽岬町 桑名郡木曽岬町和泉5