建立日: 1970-01-01
奥羽、北陸の旅を終え、自分はいま。曾良ゆかりの大智院に身を寄せているが、この深い秋の寺の静けさの中にひたりきり、世を憂いて観ずる心を、さらに透徹したさびしさとして深めたい、と思うの意。『曾良随行日記』によると元禄2年9月6日からここに3泊した。
滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人
『俳句のくに・三重』 (三重県庁)出版: 三重県庁発行年: 2011年
遠浅大智院
東海 三重県 桑名市