門にいれば蘇鉄に蘭のにほひ哉

建立情報

建立日: 寛政5年10月
建立者: 芭蕉100回忌にあたる寛政5年、浦口町の俳人夜雨亭二曲及び門人飯田魯然らが同町の守栄院で追福を営みその中庭に建立

門にいれば蘇鉄に蘭のにほひ哉

解説

明治13年の廃寺によってこの地へ移転されたものといわれている。当時の消息を知る建碑記念録『蘇鉄塚句牒』は散逸して今は残っていない。この作品は貞亨元年とも元禄2年の作ともいわれている。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

法住院

東海 三重県 伊勢市 伊勢市浦口3丁目1-29