秋の風いせの墓はらなほ凄し

建立情報

建立日: 寛政10年10月
建立者: 不除軒佐藤幹員

秋の風いせの墓はらなほ凄し

解説

寛政10年10月地元の俳人不除軒佐藤幹員が深山に樹木の化石を得てそれに芭蕉の秋風吟を刻み長峰の白寺境内に建立したもので、一般に秋風塚と呼ばれている。この句は芭蕉が参宮の途次、中村枕返しあたりで詠んだものと伝えられている。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

常明寺

東海 三重県 伊勢市 伊勢市一之木1丁目5-19