芭蕉没後61年の宝暦4年10月、温故が雁路・和鈴等の協力を得て、新風館曽北の秘蔵の芭蕉吟『木槿』の眞筆を埋め、西行谷の松樹の下に建立したもの。昭和の初期には辻久留町の威勝寺跡にあったようだが、その後一時行方不明となったが、現在は市立図書館中庭の豊宮崎文庫跡にある。
滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人
『俳句のくに・三重』 (三重県庁)出版: 三重県庁発行年: 2011年
豊宮崎文庫跡
東海 三重県 伊勢市