梅が香にのっと日の出る山路かな

梅が香にのっと日の出る山路かな

解説

この碑は、前記御厨神社より西へ約15分ほど行った薬師寺の境内に建っている。高さ約2メートル38センチ、幅約37センチ、厚さ約18センチ程の細長い角柱の碑である。句は中央に一行で刻まれ、碑陰には何も刻字がない。だからこの句碑は、いつ頃誰れが建てたものか不明である。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

薬師寺

東海 三重県 松阪市 松阪市船江町564