月の夜の何を阿古木に啼く千鳥

建立情報

建立日: 文化13年春

月の夜の何を阿古木に啼く千鳥

解説

謡曲や浄瑠璃などでその昔より知られた阿漕の平治を祀った碑である阿漕塚があるところに建っている。芭蕉がこの地を訪れて詠んだ句であると一般に知られている。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

阿漕塚

東海 三重県 津市 津市柳山津興622