からかさにおし分見たる柳哉
解説
隣に南無阿弥陀仏と刻んだ大きな石碑が建っていてそこには嘉永2年とあるのでその頃の建立と推察される。この句は元禄7年2月の作で深川芭蕉案で興行された歌仙の一つ。通称傘塚。元禄7年(1694)春、江戸芭蕉庵で作られたもので、「炭俵」に収められている。句意は「春雨」。
俳人情報

隣に南無阿弥陀仏と刻んだ大きな石碑が建っていてそこには嘉永2年とあるのでその頃の建立と推察される。この句は元禄7年2月の作で深川芭蕉案で興行された歌仙の一つ。通称傘塚。元禄7年(1694)春、江戸芭蕉庵で作られたもので、「炭俵」に収められている。句意は「春雨」。