蕎麦はまだ花でもてなす山路かな

建立情報

建立日: 明治18年
建立者: 松尾徹斎

蕎麦はまだ花でもてなす山路かな

解説

明治26年10月の200回忌に建てられた。碑の筆は晋永機による。句は貞亨4年12月の芭蕉帰省時に詠まれたもので、『笈の小文』(おいのこぶみ)『曠野』『泊船集』『千鳥掛』などに載っている。通称臍緒塚。建立者の松尾徹斎は郷土史家。通称蕎麦塚。句は元禄7年9月3日の作。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

芭蕉公園

東海 三重県 伊賀市 伊賀市柘植町7423