やまさとはまんざいおそし梅の花

建立情報

建立日: 昭和42年9月
建立者: 芭蕉翁顕彰会と実業家町野七右衛門

やまさとはまんざいおそし梅の花

解説

通称山里塚。句碑の碑文は芭蕉の」真筆を拡大し刻んだもの。句は元禄4年正月、伊賀での作。『芭蕉翁全伝』に「橋木子の会に」と前書して出ている。また『笈日記』には春の部として載っている。山里(ここでは伊賀をさす)には万歳の回ってくるのが遅い、の意。

俳人情報

松尾芭蕉

松尾芭蕉

滑稽や諧謔を主としていた俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風として確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

上野城公園東入口

東海 三重県 伊賀市 伊賀市上野丸之内