打ちならび月見るやうな森二つ

建立情報

建立日: 昭和43年

打ちならび月見るやうな森二つ

解説

土芳は芭蕉門人第一人者と云われるが、この句は土芳が元禄11年夏、伊賀市種生の草藁寺跡をみて詠んだものと云われている。森二つとは、この垂園森と北にある哀園森をさす。

俳人情報

服部土芳

江戸時代前期の俳人。松尾芭蕉と同郷の後輩で、蕉門十哲の1人に加えられることもある。芭蕉晩年の俳論を整理した『三冊子』などの著書を残した。

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

垂園森

東海 三重県 伊賀市 伊賀市市部