落る身を花に啼入る鵠哉

建立情報

建立日: 弘化3年7月

季語

落る身を花に啼入る鵠哉

解説

肥前の俳人長月庵若翁(芭蕉の直接の門人ではないが、翁を慕って上野へやってきた)の辞世句で、二代目長月庵蓬室が李風らとともに33回忌を記念して弘化3年に建立した。

俳人情報

長月庵若翁

江戸時代中期の俳人で、松尾芭蕉の顕彰に尽くしたことで知られている。江戸に出た小林一茶との交流もあり、一茶ゆかりの俳人の一人である。

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

愛染院

東海 三重県 伊賀市 伊賀市上野農人町354