建立情報
建立日: 昭和49年
建立者: 龍雲寺先代住職 長屋佳山
道をしへ藤原岳遠ざかる
解説
昭和23年作 「7月28日伊勢龍雲寺を出で、美濃国境を越へ関ヶ原に向ふ」の前書きがある。当地へ二度目の来遊の折の作。富山の仮寓に帰るべく徒歩で関ヶ原を目指すと、あたかも昆虫の「ミチオシエ」が、富山への道順を教えるごとく先導役をつとめた。孤独な仮寓に帰ることのうとましさと、龍雲寺に後ろ髪を引かれる思いがあっての作品である。次第に形を変えて遠ざかる藤原岳は、員弁の地の象徴として普羅の心に深く刻まれた。
建立日: 昭和49年
建立者: 龍雲寺先代住職 長屋佳山
昭和23年作 「7月28日伊勢龍雲寺を出で、美濃国境を越へ関ヶ原に向ふ」の前書きがある。当地へ二度目の来遊の折の作。富山の仮寓に帰るべく徒歩で関ヶ原を目指すと、あたかも昆虫の「ミチオシエ」が、富山への道順を教えるごとく先導役をつとめた。孤独な仮寓に帰ることのうとましさと、龍雲寺に後ろ髪を引かれる思いがあっての作品である。次第に形を変えて遠ざかる藤原岳は、員弁の地の象徴として普羅の心に深く刻まれた。