蛤の宮殿見たり霧の海

季語

蛤の宮殿見たり霧の海

解説

この句は「麦林句集」に所収、芭蕉を追慕し白魚の名句に惹かれて、この地を訪ねこの句をよんだ。

俳人情報

麦林舎中川乙由

江戸時代の俳人。伊勢国船江の新屋と号する豪商だったが、風雅遊興を好んだため、一代で家業を傾けた。

出典

俳句のくに・三重 (三重県庁)
出版: 三重県庁
発行年: 2011

所在地

小貝須浜の地蔵跡

東海 三重県 桑名市 桑名市地蔵455